✨ はじめに
介護の仕事を始めて半年、1年――。
仕事にも現場にも慣れ、少しずつ自信もついてきた頃。
そんなとき、ふと感じるのは
「あ、ちょっと気が抜けたかも…」という小さな油断かもしれません。
このタイミングこそ、本当は一番大切な節目。
今回は、現場歴20年以上のたけのこが、仕事に慣れてきた今だからこそ伝えたい「気をつけたいこと」「次に進むための準備」についてお話しします。
🧠 慣れてきた頃に起きやすいミスとは?
どんな仕事にも、「慣れた頃のミス」というものはあります。
介護の現場も例外ではありません。
- 声かけを忘れてしまう
- 看護師への申し送りをうっかり忘れる
- 車いすにクッションを敷き忘れる
- 薬の与薬ミス(絶対に防ぎたいミス)
- 声かけや対応が雑になってしまう
- 約束したことを忘れてしまう
「このくらいなら大丈夫だろう」
そんな小さな油断が、重大な事故につながることもあります。
特に薬のミスは、取り返しのつかない事態を引き起こす危険もあるため、どんなに慣れていても慎重に確認が必要です。
⚡ ミスを防ぐために、今見直したい視点
- 指差し確認、声出し確認を続けているか?
- ダブルチェックを意識できているか?
- 「思い込み」で行動していないか?
ミスを「ただの失敗」で終わらせず、
「なぜミスが起きたのか」「どうすれば防げたのか」まで振り返る。
それが、成長のチャンスになります。
💡 だからこそ、今、実務者研修に行こう
慣れてきた今だからこそ、一度立ち止まって「基礎を学び直す」タイミングです。
実務者研修では、
- たん吸引や医療ケアの基本知識
- 組織内ルールや禁止行為の理解
- 介護の倫理・リスクマネジメント
などを体系的に学び直すことができます。
現場経験だけではカバーしきれない「知識」と「根拠」を身につけることで、
「なんとなくやっている介護」から
「根拠を持って行う介護」へ。
そして、実務者研修は介護福祉士受験の必須ステップでもあります。
「今の自分」を確かめるために。
「次の自分」に進むために。
実務者研修は、大きな一歩になります。
🌿 たけのこの一言
慣れてきたことは、悪いことじゃない。
でも、慣れた今だからこそ、自分を見つめ直すチャンスです。
「大丈夫だろう」と思ったその時こそ、一度立ち止まって。
「なぜこの仕事を選んだのか」「どうありたいか」を思い出して。
経験に、知識を。
技術に、心を。
これまでの積み重ねに、確かな自信をプラスしていきましょう。
コメント