ユニット型特養の夜勤スケジュール|一般的な流れと安心ポイントを解説

「ユニット型特養の夜勤ってどんな感じなんだろう…?」
そんな疑問を抱えているあなたへ、実際に働く介護士がリアルな夜勤スケジュールと、不安を和らげるためのヒントをお届けします。
初めての夜勤も、事前にイメージしておけばきっと乗り越えられますよ。

目次

  1. ユニット型特養とは?
  2. 夜勤の基本体制(人数・オンコール)
  3. 夜勤スケジュールを時系列で紹介
  4. 夜勤中によくあるケア内容
  5. 初めてでも安心!夜勤のサポート体制
  6. 夜勤の不安を軽くするコツ
  7. まとめ:夜勤は怖くない。経験があなたを強くする!

1. ユニット型特養とは?

少人数のグループ(ユニット)ごとに家庭的な環境で生活する特別養護老人ホームです。
1ユニットは最大10名程度の利用者さんで構成され、介護士がより近い距離で支援を行います。

2. 夜勤の基本体制(人数・オンコール)

  • 夜勤は2ユニットあたり介護士1名の体制が一般的
  • 看護師はオンコール体制(夜間は電話対応+必要時出勤)
  • 基本は2ユニットですが、休憩交代などのタイミングで一時的に3ユニットを見ることもあります

3. 夜勤スケジュールを時系列で紹介

※夜勤の時間帯は施設によって異なる場合があります。以下は一般的なユニット型特養の一例です。たけのこが働く施設とは異なりますので、参考イメージとしてご覧ください。

【夜勤スタート(16:30〜17:00頃)】

  • 引き継ぎ(情報共有・申し送り)
  • 夕食準備、配膳・食事介助

【夕食後(18:00〜19:00)】

  • 服薬確認
  • トイレ誘導・オムツ交換

【夜間帯(20:00〜翌5:00)】

  • 就寝介助
  • 巡視(2時間おき程度)
  • トイレ誘導、オムツ交換
  • 体調確認(発熱・呼吸状態など)
  • 必要に応じてオンコール連絡

【朝方(5:00〜7:00)】

  • 起床支援
  • トイレ誘導・洗面介助
  • 朝食準備、配膳・食事介助

【夜勤終了(8:30〜9:00)】

  • 朝の引き継ぎ
  • 記録まとめ、申し送り

4. 夜勤中によくあるケア内容

夜勤中は、利用者さんの体調変化にすぐ気づけるように、観察や見守りがとても大切です。
(※オンコールや緊急時対応について詳しく知りたい方はこちら 👉 オンコール・急変時対応について解説

  • 夜間せん妄への対応
  • 転倒リスクの高い方の見守り
  • 呼吸状態やバイタルチェック
  • 緊急時の対応(オンコール要請・救急車の手配)
  • AEDの準備と必要時の使用(事前に施設での研修や、看護師から使い方を教わっておくと安心です)

5. 初めてでも安心!夜勤のサポート体制

  • ナースオンコール体制がある
  • 夜間リーダーや先輩職員がフォローに入る施設も
  • 施設ごとにマニュアルや緊急時の対応手順が用意されている

👆夜勤の心強い支えになるのが「話せる先輩」の存在です。
たけのこは、初めて夜勤に入るスタッフには「23時くらいまでなら気軽に連絡しておいで」と伝えています。
夜間に相談できる相手がいるだけで、安心感はぐっと増します。

【🔵ワンポイントアドバイス】
23時くらいまで相談できる先輩を作っておくと、夜勤の安心感がぐっと増します!

6. 夜勤の不安を軽くするコツ

  • 不安なことは事前に先輩に聞く
  • 緊急時の連絡方法を確認しておく
  • 小さな異変にも気づく意識を持つ
  • 休憩時間はしっかり休む(無理は禁物!)

7. まとめ:夜勤は怖くない。経験があなたを強くする!

【🟢たけのこが夜勤で大切にしていること】

  • まずは「命を守る」ことを最優先に。
  • 事故は起きる前に防ぐ意識を持つ。
  • 万が一防げなくても、「早く気づく」ことを常に心がける。

その意識が、利用者さんの安心につながります。

夜勤は最初こそ緊張しますが、経験を重ねるごとに自信へと変わっていきます。
あなたの頑張りが、利用者さんたちの安心した夜を支えています。
焦らず一歩ずつ、夜勤のコツを掴んでいきましょう!

夜勤スケジュールの流れがイメージできたら、次は夜勤中に注意したいポイントも押さえておきましょう。

👉 夜勤中に気をつけたい3つのポイント|せん妄・転倒・体調急変への対応


【たけのこの一言】
「夜勤明けの空って、すごくきれいですよ。」

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