こんにちは、たけのこです!
夜勤に入るのが初めての方、これから介護の仕事を始める方の中には、
「夜勤って、看護師さんいないの?」「何かあったらどうするの?」
と不安に思う方も多いんじゃないでしょうか。
今回は、そんな不安を少しでも和らげられるように、
介護施設のオンコール体制について、わかりやすくお話しします!
オンコール体制ってなに?
介護施設では、夜間は看護師が常駐していないことが多いです。
でも、何かあったときにすぐ相談できるように、看護師が電話で待機している仕組みがあります。
これを「オンコール体制」といいます。
もし入居者さんの体調に変化があったときは、夜勤スタッフが看護師に連絡し、
電話で指示をもらったり、必要に応じて出勤してもらうこともあります。
📝 ここでちょっと補足!
夜間に看護師がいないのは、特別養護老人ホーム(特養)やグループホーム、介護付き有料老人ホームなどが中心です。
こうした施設では、オンコール体制が基本的な仕組みになっています。
一方で、病院や介護老人保健施設(老健)では夜間も看護師が常駐しているのが一般的です。
施設によって夜間の体制は異なるので、働く前にチェックしておくのがおすすめですよ。
どんなときに連絡するの?
たとえばこんなケースです。
- 発熱や咳などの体調変化
- 呼吸が浅い・早い、苦しそうな様子
- 転倒によるけが
- 意識がぼんやりしている
- バイタル測定の結果が普段と違う
判断に迷ったときでも、「とりあえず相談」してOK。
「こんなことで電話していいのかな…」と思わず、早めの連絡が安心と安全につながります。
夜勤は一人担当でも、一人じゃない
たしかに、夜勤では2ユニット(約20名)を1人で担当することが多いです。
でも、実際は他のユニットにも夜勤スタッフがいて、チームで支え合っているんです。
たとえば――
- 状況を一緒に確認してもらう
- 他ユニットの職員に応援をお願いする
- 管理者やリーダーに報告・相談する
「一人で抱え込まない」ことが大切です。
実際の連携エピソード
夜中に「寒い」と訴えがあり、熱を測ると38.5℃。顔が赤くて汗もかいていました。
すぐに看護師にオンコール連絡。指示をもらって座薬を使用し、水分補給と環境調整をしました。
数時間後には熱も落ち着き、朝には普段どおりの表情に。
「ひとりで悩まず相談してよかった」と、あらためて感じた出来事でした。
オンコールがあるからこそ、落ち着いて対応できる場面も多いです。
最初は先輩と一緒に夜勤に入ります
「夜勤って不安だな」「いきなり一人にされたらどうしよう」
そんなふうに思っている方も、安心してくださいね。
最初の夜勤は必ず先輩スタッフと一緒に入ります。
業務の流れ、オンコールのかけ方、対応の手順も、ひとつずつ教えてもらいながら経験できます。
ひとりで夜を乗り切れ!なんてことは絶対にありません◎
まとめ:夜勤でも、あなたはひとりじゃない
オンコール体制は、夜勤中に頼れる心強いパートナーです。
「もし何かあったら…」という不安も、ちゃんと連絡できる仕組みがあるから大丈夫。
夜勤は一人で担当するけれど、本当の意味で「ひとりぼっち」ではありません。
チームや看護師さんとつながっているからこそ、安心して働けるんです。
夜勤が不安な方にも、介護の現場がちょっとでも「大丈夫かも」と思ってもらえたら嬉しいです😊
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