よく使う介護用語の解説【新人さん向け】

介護の現場で役立つ豆知識

はじめに

介護の現場では、独特な言い回しや専門用語が飛び交います。
最初は「え、それってどういう意味?」と戸惑うかもしれませんが、少しずつ覚えれば大丈夫。
今回は、新人の私が最初に覚えた&よく耳にする用語を、やさしく解説します!


■ 体の状態・医療的な言葉

褥瘡(じょくそう)
長く同じ姿勢でいることでできる皮膚の傷。いわゆる「床ずれ」。
→ 早期発見・予防が大事。赤みもすぐ報告!

拘縮(こうしゅく)
関節が固まって動かしにくくなった状態。
→ 無理に動かさず、予防やゆっくりしたリハビリ的な介助が大切。

バイタルサイン(VS)
体温・血圧・脈拍・呼吸など、体の基本的な状態を示す指標。
→ 小さな変化にも気づけるようになろう!

ADL(Activities of Daily Living)
日常生活動作のこと。食事・移動・トイレなど。
→ 自立を支えるケアが基本です。


■ ケアの手技・対応

ポジショニング
体の位置や姿勢を整えるケア。褥瘡予防や呼吸・食事のサポートに役立つ。
→ クッションやタオルを使って圧を分散。

体位交換(たいいこうかん)
姿勢を変えること。2時間ごとに体圧を分散させる。
→ 褥瘡予防や安眠のためにも大切。

移乗(いじょう)
ベッドから車椅子、車椅子からトイレなどに移ること。
→ 声かけとタイミングがポイント。

更衣(こうい)
服を着替えること。
→ 自分でできる部分を尊重しながらサポート。

清拭(せいしき)
身体を拭いて清潔にするケア。入浴できないときなどに行う。
→ 声かけや順番、温度への配慮も大事。

オムツ交換
紙パンツ・パッドなどを交換するケア。
→ 声かけ・羞恥心への配慮・清潔保持がポイント。


■ 体位の言葉

仰臥位(ぎょうがい)
あおむけに寝た状態。体圧が腰やかかとに集中。

左側臥位(ひだりそくがい)/右側臥位(みぎそくがい)
横向きに寝た姿勢。左右交互に体位変換しながら使う。
→ 呼吸や消化にも関係。


■ 現場用語・働き方

オンコール
夜間などに看護師が常駐せず、電話で呼び出す体制のこと。
→ 夜勤中はオンコール体制で対応する施設も多い。


まとめ

最初は全部覚えられなくてもOK!
聞きなれない言葉も、少しずつ意味がわかってくると自信がついてケアが楽しくなります😊
気になった言葉は、メモしておく習慣をつけるとGOOD!

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