介護職で働き始めたあなたへ|次に出てくる8つのギモン
介護の現場に一歩踏み出したけれど、働き始めてから新たに湧いてくる不安や疑問もたくさんありますよね。
この記事では、新人介護士さんが現場でよく感じる「あるあるギモン」8つに、現場歴20年以上のたけのこがやさしくお答えします。
「こんなときどうすればいいの?」「みんなどうしてるの?」そんな思いに寄り添うガイドとして、少しでもあなたの安心につながればうれしいです。
Q1. 介護職の1日のスケジュールってどんな感じ?
介護の仕事は、基本的にシフト制で動いています。施設によって少しずつ違いますが、よくある1日の流れはこんな感じです。
《例:日勤の場合》
9:00 出勤・申し送り
9:30 排泄介助・水分補給
11:30 昼食準備・食事介助
13:00 休憩
14:00 レクリエーションや個別ケア
16:00 おやつ・トイレ誘導
17:30 申し送り・退勤
夜勤や早番・遅番もあり、シフトに応じて動き方が変わります。最初は覚えることがたくさんありますが、慣れてくると自分なりのペースもつかめるようになりますよ!
👉 ユニット型特養の勤務スケジュールまとめ|早番・日勤・遅出の1日を紹介
👉 ユニット型特養の夜勤スケジュール|一般的な流れと安心ポイントを解説
Q2. どんな先輩が多い?怖い人とかいる?
介護の現場には、いろんなタイプの先輩がいます。優しく丁寧に教えてくれる人もいれば、忙しさからちょっと言葉がきつくなってしまう人も。でも、それはどの職場でも同じかもしれません。
もし先輩とうまくいかないと感じたら、リーダーや上司に相談するのがおすすめです。早めに相談すれば、たいていの場合はスムーズに解決できますよ。
わからないことをそのままにせず、素直な気持ちで向き合うことが大切です。きっと力になってくれる人がいます!
Q3. ミスしたらどうすればいい?
誰でも最初はミスをするものです。大事なのは、ミスを隠さず、すぐに報告すること。
ミスが小さいうちに対応すれば、大きな問題になるのを防げます。また、報告することで先輩や上司がフォローしてくれるので、安心してくださいね。
ミスを責めるよりも、「次に同じことを繰り返さないためにどうするか」を一緒に考えてくれる現場が多いです。落ち込まずに、前向きに成長していきましょう!
👉 ヒヤリハットとアクシデントを防ぐ!|新人介護士さんが知っておきたいリスク感覚と現場の工夫
Q4. 初めての夜勤、何を注意すればいい?
初めての夜勤は、誰でも緊張します。でも、ポイントを押さえておけば、少しずつ自信がついてきますよ!
【夜勤で気をつけたいこと】
・事前にしっかり体調管理をしておくこと(眠れるときにしっかり寝る)
・申し送り内容をしっかり確認すること(体調変化があった利用者さんは特に注意)
・ひとりで抱え込まないこと(困ったらすぐに相談)
夜の現場は静かで落ち着いている反面、急な体調変化に気づく力が求められます。焦らず、落ち着いて対応していきましょう!
👉 夜勤に向けた体調管理のコツ|無理せず乗り切るためにできること
👉 やる気みなぎの奮闘日記|第2期 第1話『はじめての一人夜勤。眠れないのは僕だった。』
Q5. 体力が不安だけど大丈夫かな?
介護の仕事は確かに体を使う場面も多いですが、最初から完璧な体力が必要なわけではありません。
【ポイント】
・正しい体の使い方を覚える(ボディメカニクスを意識)
・無理せず、周囲に助けを求める
・日々の小さな体力作り(ストレッチや軽い運動)を意識する
最近は「持ち上げない介護」や「福祉用具の活用」も進んでいて、昔ほど“力仕事頼み”ではありません。
👉 【現場の声】介護がグッと楽になる!おすすめ福祉用具まとめ
Q6. 介護記録って難しい?
最初は「何を書けばいいの?」と不安になりますが、記録は事実を正しく伝えることが一番大切です。
感情ではなく、「誰が・いつ・何を・どうした」を意識しながら、事実を丁寧に記録していきましょう。
👉 介護の豆知識シリーズ 観察・記録のポイント|“気づき”がプロの第一歩!
Q7. 休みはちゃんと取れるの?
介護職はシフト制なので土日休みではない職場もありますが、ちゃんと休みは取れます。
月8~9日休みの職場が多く、希望休を出せる施設も増えてきています。連休や有給も取りやすくなってきているので、無理なく働ける環境が整いつつあります。
Q8. 将来、どんなキャリアアップができる?
介護職は経験を積みながら、確実にステップアップできる仕事です!
【主なキャリアアップ】
・介護福祉士(国家資格)
・ケアマネージャー(介護支援専門員)
・リーダー・主任・施設長など管理職
毎日の積み重ねが、必ず未来につながります!
コメント