「看護師」と聞くと、病院で働くイメージが強いかもしれません。
でも実際には、病院だけでなく、クリニック、介護施設、訪問看護など、さまざまな場所で活躍しています。
看護師さんのお仕事は――
- 患者さん・利用者さんの健康管理
- 医師の指示による医療行為のサポート
- 心と体のケア、生活支援
単に「病気を治す」だけではなく、
人の暮らしに寄り添う仕事なんですね🌸
看護師になるには?
准看護師と正看護師の違い
看護師には、大きく分けて「正看護師」と「准看護師」があります。
種類 | 資格取得方法 | 主な違い |
---|---|---|
正看護師 | 国家試験に合格する | より広い医療行為が可能、指導的な立場も |
准看護師 | 都道府県の資格試験に合格する | 医師や看護師の指示のもとで業務を行う |
正看護師は、国家資格を持ち、より広い医療行為ができるため、将来のキャリアの幅も広がります。
一方、准看護師は、医師や正看護師のサポート役として現場で活躍しています。
介護施設などでも、准看護師さんは大切な存在です✨
それぞれに大切な役割があり、
どちらも「人を支える」という看護の本質は変わりません🍀
また、准看護師は、
中学校卒業後に進学できる養成校(准看護師養成所)で学ぶ道もあります。
- 中卒 → 准看護師養成所へ進学 → 准看護師資格取得
というルートも可能で、早い段階から医療・介護の現場に関わることができます。
ただし、中卒でそのまま進学した場合は「高校卒業」の資格は得られないため、
できれば、
- 高校の准看護科(定時制・通信制)に通いながら資格を目指す
- または高校を卒業してから准看護学校に進む
という道が理想的です🍀
さらに、
社会人になってから准看護学校や看護学校を受験することも可能です!
働きながら資格を目指す方もたくさんいて、
医療や介護の現場では、年齢に関係なくチャレンジを応援する雰囲気も広がっています✨
高校卒業後の進路(専門学校・短大・大学)
看護師を目指す進路には、いくつかパターンがあります。
- 専門学校:約3年間で学び、卒業後に国家試験受験
- 短大:約3年、専門学校と似ているが、短期大学士の学位も取得
- 大学:4年間で看護学を学び、卒業後に国家試験受験
自分の希望する働き方や、取得したい学位にあわせて進路を選びます。
看護師国家試験について
正看護師になるためには、国家試験に合格する必要があります。
試験は毎年2月ごろに行われ、出題内容は――
- 基礎看護学
- 成人看護学
- 老年看護学
- 小児・母性・精神看護学 など
合格率はおおむね90%前後。
しっかり学んで準備すれば、十分に合格を目指せる試験です✨
看護師の主な働き先
病院
救急医療から慢性期ケアまで、幅広い分野で働けます。
チーム医療の中心的存在として活躍する場面も多いです。
クリニック
地域密着型の診療所。
外来患者さん対応が中心で、夜勤がない施設も多いのが特徴です。
訪問看護
患者さんのご自宅を訪問して医療ケアを行います。
これから高齢化が進む中、ますますニーズが高まる分野です。
介護施設
介護施設では、利用者さんの日常を見守りながら、
健康管理や医師との連携業務を担当します。
「生活の場」でのケアが中心なので、人に寄り添う心が特に大切です🌸
看護師に求められるスキルと心構え
看護師に必要なのは、知識や技術だけではありません。
- 思いやりの心
- 冷静な判断力
- チームで協力する力
- 学び続ける姿勢
医療・介護の現場は変化も多いので、
柔軟に対応できる力もとても大切です。
まとめ|目指す人へのエール
看護師は、
「人の命」と「人の生活」に寄り添う特別なお仕事です。
大変なこともあるけれど、
誰かの笑顔や「ありがとう」という言葉に支えられる瞬間もきっとたくさんあります。
もし、少しでも「やってみたい」と思ったなら――
その気持ちを大事に、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね🍀
努力は必要ですが、それだけの価値がある道です✨
あなたの未来に、大きな力を与えてくれる仕事です🌟
たけのこのひとこと🍀
看護師は「3K」(きつい・汚い・危険)と言われることもありますが、
本当は、誰かの命や生活を支えるとても立派な仕事です。
大変なことの先には、たくさんの「ありがとう」が待っています。
胸を張って、目指してほしい仕事です😊
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