ユニット型特養の夜勤スケジュール【実録!夜勤ってこんな感じ】

現場のリアル・仕事の流れ

こんにちは、たけのこです!

今回は、ユニット型特養で働く介護士の夜勤スケジュールをご紹介します。

夜勤と聞くと「大変そう…」「ずっと寝れないんでしょ?」といったイメージがあるかもしれません。でも実際のところ、どんな感じなのか気になりますよね?

ぼくが実際にやっている夜勤の流れを、一日のスケジュール風に紹介していきます!


夜勤の基本情報

  • 勤務時間:20:30~翌7:00
  • 休憩時間:23:00〜翌5:00の間で交代休憩(合計2時間30分)
  • 担当:2ユニット(約20名)
  • 配置:2ユニットに1名(複数名体制で他ユニット職員と連携)

夜勤の一日スケジュール

20:30 出勤・申し送り

夜勤スタッフが出勤する頃には、日勤スタッフはすでに退勤済み。
そのため、遅出スタッフから申し送りを受ける形になります。
入居者さんの体調や日中の様子、夜間の注意点などを確認し、夜勤の流れをイメージしておくとスムーズです。

21:00 就寝準備・誘導

トイレ誘導、更衣、おむつ交換、眠前薬の配薬など。2ユニット分あるので、効率よく進めながらも、お一人おひとりに合わせたケアを心がけます。

22:00 巡視・コール対応

消灯後の見守り。ナースコールが鳴ったり、不安で眠れない方への声かけなどが中心です。

💡 夜勤中の医療対応について
夜間は看護師が常駐していませんが、オンコール体制が整っています。
体調に変化があった際は、すぐに電話で看護師に連絡し、指示を仰いだり、必要であれば看護師が駆けつけることもあります。
「ひとりで判断しないでいい」という安心感は大きいですよ。

🛌 さらに安心ポイント!
夜勤に入るのは不安…という方も大丈夫。最初は必ず先輩スタッフと一緒に夜勤に入るので、ひとつひとつ流れを覚えながら慣れていくことができます。
いきなり一人で任されることはありませんのでご安心を◎

👉 夜勤でも一人じゃない!オンコール体制ってどんな仕組み?【不安をやわらげる解説】

23:00〜翌5:00 交代で休憩(合計2時間30分)

この時間内で、スタッフ同士交代しながら休憩をとります。仮眠できることもあり、後半の業務への体力維持にとっても重要です。

1:00/3:00 巡視・排泄介助

定期的な巡視と、排泄ケアが必要な方への対応を行います。2ユニットあるため、巡視のタイミングや順番も工夫しながら動いています。

5:00 起床介助スタート

早起きの方が少しずつ起き始める時間帯。トイレ誘導、更衣、洗顔など、朝のケアを丁寧に行っていきます。

6:00 環境整備・起床対応の仕上げ

朝食は7:30スタートのため、夜勤者は関わりません。
この時間はベッド周りの整頓やユニット内の環境整備、軽い声かけなど、引き継ぎ前の準備を整える時間になります。

6:45 申し送りの準備

夜勤中の出来事や気になる点を記録し、日勤スタッフへの申し送りをまとめます。
朝食介助は日勤スタッフが担当するので、夜勤帯での対応はありません。

7:00 申し送り・退勤!

一晩おつかれさまでした!
入居者さんが無事に朝を迎えられたことが、なによりのやりがいです。
帰宅してしっかり休んでくださいね◎


夜勤のポイント

  • 2ユニット担当なので、時間配分と優先順位の見極めがカギ
  • 静かな時間だからこそ、観察力がものを言います
  • 看護師オンコールの安心感+チーム連携が心強い!
  • 最初は先輩と一緒に夜勤に入るから、未経験でも安心してスタートできます
  • 夜間は事故が起きないよう「見守り優先」。万が一の際にも早期発見・対応を心がけています。

まとめ

夜勤は体力的にも精神的にもハードな一面がありますが、落ち着いた雰囲気の中でじっくりケアできる時間でもあります。
入居者さんの夜の安心を守るという、大切な役割を担っています。
「夜勤ってどんな感じ?」と思っている方の参考になればうれしいです。

なお、これはたけのこの施設での夜勤スケジュールです。
16:00~翌朝9:00まで夜勤という施設もあります。
介護の現場に興味を持ってもらえるきっかけになれば幸いです!

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