🌿 はじめに
「えっ、自分が先輩…？」
介護の仕事を始めて半年。ようやく仕事に慣れてきた頃、ふと気づけば、後輩ができている――。
そんなとき、
「自分が教えていいのかな…」
「相手は年上だし、経験もあるし…」
と戸惑いを感じる方も多いと思います。
でも、大丈夫。
“先にその職場に慣れている”というだけで、あなたには伝えられることがたくさんあります。
今回は、ちょっと先輩になったあなたに向けて、現場歴20年以上のたけのこが、やさしくお話しします。
🧭 先輩になるって、どういうこと？
「教える立場だから完璧じゃないといけない」――そんなことはありません。
大切なのは、後輩が「ここにいていいんだ」と思える空気をつくること。
それが、先輩としての一番の役割です。
💡 たけのこ流・ちょっと先輩が大切にしたい5つのこと
① 年齢や経歴にとらわれず、対等な気持ちで向き合う
年上の後輩でも、「○○さんが来てくれて助かります」と伝えると、相手も安心して関われるようになります。
② 小さな“できた”を見逃さない
「今日の声かけ、すごく自然でしたね」
そんな小さな一言で、後輩は「ちゃんと見てもらえてる」と感じられます。
③ 1日1回、ひとことでも声をかける
「お疲れさまでした」「ありがとうございます」――その一言が、信頼関係の第一歩になります。
④ 一緒に考える姿勢を持つ
ミスが起きたとき、「じゃあ、どうしようか？」と一緒に考えることで、後輩の安心感につながります。
⑤ 感謝の言葉をためらわない
「○○さんがいてくれて助かってます」
年齢に関係なく、感謝の言葉は何よりの励ましです。
🧠 指導する経験は、自分の成長チャンスでもある
伝えることに戸惑いがあって当然です。
でも、だからこそ自分の理解が深まったり、伝え方を工夫できるようになります。
後輩に教えるという経験は、「自分の学びなおし」の時間でもあります。
💬 うまくいかなくても、相談していい
「ちゃんと伝えられなかったかも…」と感じたら、遠慮せずに相談してOKです。
リーダーや他の先輩に話すことで、自分の指導にも自信がつきます。
🌱 たけのこの一言
うまく指導できない日があっても大丈夫。
大切なのは、そこから「何かを学ぼう」とする姿勢です。
相談することは、真剣に考えている証です。
あなたの言葉や姿勢は、きっと後輩の支えになっています。
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